キッチンカーでリピーターをつかむには、やっぱり美味しさだと思います。たとえば、農園から仕入れる少量多品種の地野菜は、自宅で使う分も購入して、味を確かめておく。美味しさを自らの目と舌で確認するのはとても大切なことです。玄米は、蓮華農法でコメ作りをしているなど、こだわりの農家から分けてもらうのも方法です。コメを研ぐときは、浮き上がってくるもみ殻や未熟米を取り除く作業を数十回も繰り返して、口当たりの良い食感にするのも、美味しさの秘訣です。もちろん、開業して早々は集客はできないかもしれません。いくらヘルシーな食事の良さを知っていたからといって、それでお客様が来てくれるわけではないのです。玄米ご飯と具だくさんの野菜スープなどにしても、お客様が来てくれるわけではないのです。メニュー変更に着手するのも大切です。

キッチンカーはやりすぎないこと

キッチンカーはお客様に人気のないメニューをいつまでも出す必要はありません。メニュー変更は大切なことです。試行錯誤をしながら、肉や魚を使ったおかずとサラダを盛り合わせたりしながら、ランチボックスを提供するなどしていきましょう。リピーターになってもらうのも大切です。常連客が増えてきたら、宅配のシステムを導入するのも良いでしょう。ターゲットを一見さんではなく、常連客にするという方向性を定めると、戦略も見えてくるでしょう。スタンプカードの発行も考えられますし、メルマガを発行するのも良いと思います。登録者特典というのも、その際に考えましょう。メール予約をしたら、並ばずに優先的に受け取れるようにすると、常連客はメルマガに登録してくれたりします。宅配にすると、天候に左右されることもなく、売り上げも安定します。

キッチンカーの開業時の苦労

飲食店を経験したことのない人はキッチンカーを始めるのは、なかなか苦労をするようです。会社を退職して、失業保険の職業訓練制度を利用して、調理学校へ行ったりする人も多いようです。包丁の研ぎ方なども教えてもらえるので、のちのち商売をするために必要なことも多いと言います。また、借入をしやすくなるということで、創業塾にも行ったりする人もいます。収支の予測を立てたり、起業を目指して仲間と刺激をしあったりと、収穫があるようです。日本政策金融公庫の審査に通って、開業資金の中で借入をしていきます。天候や季節ごとに売り上げはばらつきがあります。これを安定させるために、宅配のシステムを入れる人もいるようです。イベントを主にしているキッチンカーでも、平日を宅配に充てるなどして、売り上げの安定性を心がけています。