キッチンカーをはじめるなら、どこで何をうるかを決めてからスタートすることといいます。どこに車を停めるか、誰に何を売るかなどをしっかりとイメージするのが大切です。そうしないと商売になりません。また、ランチに対応する商品かどうかも考えるポイントになります。平日、スーパーの軒先や駐車場を借りて営業しているとして、そこで焼きそばを作ってもあまり意味がないのです。なぜならば、焼きそばは一般家庭でも作れるし、総菜売り場で簡単に手に入ります。そういったものを店先で売ろうとしても、無理があります。その点、本格石窯で焼いたピザは、宅配ピザとも違いますし、自分ではなかなか作れないものです。あっさりしていてランチにも良いと思わせるところもあります。地元のスーパーのチェーン店などの社長に会ったり、場所を確保する必要があります。

キッチンカーをどうやって出店する

まず知り合いを当たるのもいいでしょう。スーパーの社長が知り合いに居れば相談すると良いと思います。場所を貸してくれるように頼んだり、知り合いを紹介してもらったり。またイベントなどは、とりあえず最初の一年間は手当たり次第に参加するというのもいいでしょう。イベントごとの特徴というのがわからなくても、出店回数をこなすことで、自分にぴったりのこだわりが見えてくるはずです。素材にもこだわってピザを作ると言うのであれば、その良さをなるべくわかってくれるようなお客様が集まりイベントに参加したいと思うものです。お客様で来ていた美術館スタッフから声を掛けられることもあります。お客様の中で、出店依頼をしてくる人もいます。自分の合う場所というのを見つけ出すのも大切なことです。お客様との相性もわかってくるでしょう。

キッチンカーと納得のいくものに

キッチンカーを増やすということは、スタッフも増やすということです。一台目の問題点などを考慮して、どのように改造するかを考えなければなりません。石窯のピザのキッチンカーは、車内の熱が50度を超えるので、その熱を放出する窓をつるのも考えるのも重要です。固定店もいずれは作りたいと考えて、店舗物件を探す必要もあります。ピザを手作りするなら、毎日の営業後に翌日の生地を仕込む必要があります。これはとても重労働です。もちろん材料にもこだわって、チーズや小麦粉の仕入れも業者に希望を伝えて、サンプルをもらいましょう。そして実際に作ってみることが大切です。納得がいくまで何度も何度も打ち合わせを重ねましょう。ピザの材料というのは少ないといいます。また領地工程も少ない。その分、素材の味や火加減で大きく味が変化してしまうものです。