スマートフォンにアプリをインストールしていると、アプリからお知らせが来るといったご経験はないでしょうか?これはプッシュ通知とよばれ、アプリの利用者に対して情報を通知で伝えるものになります。
ここでは、プッシュ通知とはどのようなものなのか、またプッシュ通知のメリット・デメリットについて解説をしていきます。
プッシュ通知とは?
プッシュ通知はスマートフォンに備わっている機能で、アプリからのニュースやお得なセール情報など、さまざまな情報をお知らせしてもらえる機能のことです。
プッシュ通知には、以下の3種類に大別されます。
・バナー
・アラート
・バッチ
バナーは、画面上部に表示され、何秒か経過すると消える通知です。そのほとんどが報告の内容で、例えば荷物の配送開始のお知らせなどが該当します。
アラートは、画面上に表示され、開封を求める通知のことです。締切日など重要な情報をお知らせしてもらえます。
バッチは、アプリのアイコンに小さく丸が表示されるものをいいます。何かしらアプリ内でお知らせしたいことがある場合に表示されます。
プッシュ通知のメリット
プッシュ通知のメリットについてみていきましょう。
開封率が高い
プッシュ通知は、通知されるから閲覧までの導線が短いため、すぐにチェックすることができます。そのため、メルマガなどと比較すると30~40%とかなり開封率が高くなります。開封率が高いことで、情報を多くのユーザーに届けることができます。
アクティブ率の上昇
スマホを触っていない状態でも通知ができるため、ユーザーのアクティブ率が高まります。情報を通知することによって、スマホ内のアプリにアクセスする機会が増えることが想定されます。
顧客ロイヤリティ向上につながる
プッシュ通知でユーザーとの接点が増えると、ロイヤリティを向上させる効果もあります。顧客ロイヤリティの向上は、従来DMやチラシ、メルマガといったものが主流でしたが、プッシュ通知の登場で、開封率が上がりユーザーに利用を定着させることが期待できるようになっています。
プッシュ通知のデメリット
一方で、プッシュ通知にはデメリットも存在します。
具体的には、アプリのアンインストールを促してしまう可能性があるという点です。プッシュ通知が届くことに対して嫌悪感を示すユーザーも少なからず存在します。そのようなユーザーは、たびたび届くプッシュ通知が煩わしくなり、アプリ自体を削除するという行動に出るケースもあります。
まとめ
プッシュ通知について、ここまで基本的な概要やメリット・デメリットについて解説をしてきました。プッシュ通知は、従来のDMやメルマガといったものに比べ、開封率が高くユーザーとの接点を増やす意味でも大きな効果があります。
ただ、頻繁なプッシュ通知はユーザーに敬遠される可能性もあるため、タイミングと頻度については十分に注意する必要があることを念頭におきましょう。